海外旅行に行く際の飛行機内での楽しみの一つは、機内食という方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
しかしLCC(格安航空会社)での旅行となると、機内食がオプション扱いになっていることがあります。
今回利用したシンガポールのLCC・スクートでも、機内食は有料でした。
※スクートプラスは無料で機内食の提供あり
この記事では、スクートに食べ物や水を持ち込めるのか、そして実際にどのように過ごしたかを、実体験を交えてまとめました。
これからスクートに搭乗される方は、参考にしてみてくださいね。
1.スクートとは
最初にスクートについて簡単に説明していきます。
スクートはシンガポールのチャンギ国際空港を拠点とするLCCです。
LCCと聞くとちょっと不安になることもありますが、スクートはシンガポール航空が出資する会社で、2012年から就航しているという実績のあるLCCです。
就航地は2025年現在世界18の国と地域で、日本へは成田、関西、新千歳に就航しています。
スクートのホームページによると保有機材の平均機体年齢は7年とのことで、かなり新しい機材を使用しているそうですよ。
2.スクートの機内食について
LCCではサービスを個別に選べる分、料金も別途発生します。
スクートの場合も、基本的には航空券代に機内食が含まれていません。
※スクートプラスは無料で機内食の提供あり
食事を希望する場合は、事前予約が必要です。
メニューは路線によって異なりますが、シンガポール料理や軽食、スナックパック、デザートなど種類が豊富。
おいしそうなメニューを見ていると、つい食欲をそそられます。
ただ私が搭乗した際はスナックパックでも1,000円を超えていたため、今回は機内食を注文せずに搭乗しました。
3.食べ物の持ち込みはできる?
気になるのが、食べ物を機内に持ち込めるのか、そして持ち込んだ場合に食べられるのかという点です。
スクートの公式サイトには次のように明記されています。
外部からお持ち込みになった飲食物の機内でのお召し上がりはご遠慮ください。
私が搭乗した成田発台北行きの便でも、同様のアナウンスが流れていました。
つまり、食べ物の持ち込み自体は可能でも、機内で食べることは控えるように、と案内されています。
一方で、空港内で購入した食べ物を搭乗前に食べることはもちろん問題ありません。
搭乗ゲート付近やベンチで食事を済ませておくと、フライト中も快適に過ごせます。
4.水の持ち込みはどうする?
続いて気になるのが、飲み物の持ち込みについてです。
前述の通り、ペットボトルなど密封された飲料は、保安検査で没収されることがあります。
これはスクートに限らず、多くの航空会社・空港で共通のルールです。
ただし、私が搭乗した際は空のボトルを持参して、搭乗口付近のウォーターサーバーで水を汲むという方法は可能でした。
他の旅行者の体験記でも同様のケースが多く見られます。
フライトのたびに、飲み終えたボトルを持っていき、搭乗直前に水を汲んで機内に持ち込むようにしていました。
この方法がすべての便や空港で確実に通用するとは限りませんが、ひとつの参考例としていただければと思います。
5.機内食なしでも快適に過ごせる?
今回の私の旅程は、
- 成田 20:30 → 台北 23:50 (フライト4時間20分)
- 台北 00:50 → シンガポール 5:35 (フライト4時間45分)
- シンガポール 8:50 → ペナン 10:10 (フライト1時間20分)
- ペナン 11:20 → シンガポール 12:50 (フライト1時間30分)
- シンガポール 22:15 → 成田 6:15 (フライト7時間)
など、比較的短時間のフライトが中心でした。
結論から言うと、食事なしでもまったく問題ありませんでした。
理由としては以下の通りです。
- 長時間フライトの便は夜中の便であり、眠たさが勝った
- 時差1時間の国(シンガポール・マレーシア)のため日本での生活リズムが狂わなかった
- 搭乗前にしっかり食事をしておいた
むしろ眠いタイミングで機内食の案内があると、今は頼むから寝かせてーー!!と感じたほどです。
ただし、日中のフライトや長距離便では、機内食を事前予約しておくと安心ですね。
6.まとめ
スクートの機内食を注文しない場合に、食べ物や水を持ち込み飲食できるか、搭乗した実体験をお伝えしました。
フライト時間や出発時刻に合わせて食事を調整すれば、機内食を頼まなくても快適に過ごせます。
ぜひ、ご自身の旅のスタイルに合わせて、無理のない方法を選んでくださいね。
快適な空の旅になりますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。