海外旅行に行く際の飛行機内での楽しみの一つは、機内食という方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
しかしLCCで旅行となると、機内食がオプションになっていて、航空券代に含まれていないこともしばしばです。
私が搭乗したシンガポールのLCC・スクートでも機内食は有料でした。
追加注文することも検討しましたが、金額を見て迷い、最終的に注文しませんでした。
そこで問題になるのは食べ物や飲み物の機内持ち込みが可能かどうかです。
本記事では実体験を元に、スクート機内に食べ物や飲み物を持ち込めるのか、その場合の対策、またどのように機内で感じたのかついてもお伝えします。
スクート搭乗を予定されている方は、参考にしてみてくださいね。
1.スクートとは
最初にスクートについて簡単に説明していきます。
スクートはシンガポールのチャンギ国際空港を拠点とするLCCです。
LCCと聞くとちょっと不安になることもありますが、スクートはシンガポール航空が出資する会社で、2012年から就航しているという実績のあるLCCです。
就航地は2024年現在世界18の国と地域で、日本へは成田、関西、新千歳に就航しています。
スクートのホームページによると保有機材の平均機体年齢は6年強とのことで、かなり新しい機材を使用しているそうですよ。
2.スクートの機内食
スクートの航空券には機内食のサービスは含まれていません。
飛行機に乗っている最中に機内食を食べたい場合は、事前に機内食を申し込んでおくか、当日機内でオーダーするかのどちらかになります。
路線によりますが、メニューはシンガポール料理を始めとするアジア料理、サンドイッチなどの軽食、ケーキセット、スナックパックなどがありました。
機内での食欲をそそりそうなメニューばかりでした。
しかし、別注の機内食は結構な金額です。
私が搭乗した際はスナックパックですら1,000円を優に超えていました。
ということで、金額面と4で述べるフライトスケジュールから、泣く泣く機内食は諦めることとなりました。
3.食べ物を機内に持ち込み飲食できる?
機内食を注文しないとなると、お腹がすいた時の対策が必要です。
飛行機内に事前に購入した食べ物を持ち込み飲食できるかかどうか調査した結果、
「外部からお持ち込みになった飲食物の機内でのお召し上がりはご遠慮ください。」
(スク―トホームページより)
とのことでした。
私が搭乗した成田発台北着の便では、機内アナウンスでも持ち込みはできない旨のアナウンスもありました。
4.水の機内持ち込みは可能?
飲食物を持ち込み飲み食いするのが難しいとなると、同様にペットボトル入りの水の持ち込みも不可となります。
しかし長いフライトの間水も飲めないなら、喉が渇いて仕方ありませんよね。
裏技はカラのペットボトルを手荷物として一緒に機内に持って行くように準備しておくことです。
荷物検査が終わり飛行機に乗るまでの間に、給水コーナーで水を汲んでおくことで、機内持ち込みができました。
実際に旅行してみた経験では、ペットボトルに飲み物が入っていると、荷物検査でペットボトルを没収されるケースと、見過ごされたのか没収されなかった場合がありました。
せっかく購入した飲み物を没収されると元も子もないので、飲み終えてカラにしてから荷物検査場に行った方が、万が一の時もダメージは少ないですね。
5.機内食がなしではつらい?
機内では持ち込んだ水のみで、機内食もなかった私でしたが、実際に搭乗・経験してみてお腹がすいて辛かったかどうかをお伝えしたいと思います。
まず私が利用した路線は以下の通りです。
➀成田 20:30 → 台北 23:50 (フライト4時間20分)
➁台北 00:50 → シンガポール 5:35 (フライト4時間45分)
➂シンガポール 8:50 → ペナン 10:10 (フライト1時間20分)
➃ペナン 11:20 → シンガポール 12:50 (フライト1時間30分)
⑤シンガポール 22:15 → 成田 6:15 (フライト7時間)
長時間のフライトと言えるのは➀➁⑤の4時間以上の便だと思います。
しかし、どの場合も機内食を食べる気にはまったくなりませんでした。
理由としては以下の通りです。
・どの便も夜中の便であり、眠たさが勝った
・時差1時間の国(シンガポール・マレーシア)では日本と生活リズムが変わらず、機内食を食べる必要がない
・搭乗前に夕飯をたっぷり食べた
眠たい時に、機内食販売開始のアナウンスが放送された時にはむしろ煩わしく感じたものでした。
日中の便だと機内食は必要だったかもしれませんが、上記のようなフライトの方は参考にしていただけると思います。
6.まとめ
スクートの機内食を注文しない場合に、食べ物や水を持ち込み飲食できるか、搭乗した実体験をお伝えしました。
楽しい旅の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。