運営者プロフィール
こんにちは。このブログを書いている、二児の母のりんです。
このブログは、「車なし旅 × 地方・海外旅 × 子連れ旅」をテーマにしています。
旅行の計画って、楽しいけれど、少し大変ですよね。
特に車なし、しかも子連れとなると下調べも慎重になります。
仕事に家事に育児にと追われる日々の中、わたし自身も前ほど丁寧に調べられないなぁ、と感じることが増えました。
だからこそ、車なし旅のノウハウや子どもとの気づきを旅の記録として残し、誰かの旅の道しるべになれたら嬉しいです。
そして何より、このブログがきっかけであなたがその町を訪れてくれたなら——それは私にとって何よりの喜びです。
日本の風景がくれる、やさしさと静けさ
小さな頃から転校や家族旅行で日本各地をまわり、新しい土地や文化に出会うことが大好きになりました。
大学時代は京都で暮らし、すきま時間を見つけては自転車で寺社や町家をめぐる日々。
古い建物の凛としたたたずまいや、歴史が息づく路地裏に心惹かれ、今の旅の原点のようなものが育まれました。
(特に好きだったのは、圓通寺の風景画のような静けさ、そして鳥居本の町並みの空気感。いつかまた、じっくり歩きたい場所です。)
旅行業界に憧れて一般旅行業務取扱主任者(現・総合旅行業務取扱管理者)の資格も取得しました。
が、ツアープランナーという仕事に、どこか画一的な印象を感じてしまい、本気で目指すまでには至らず。
…案の定、旅行会社への就職は叶いませんでした。笑
車なし旅で、旅の世界がもっと広がった
社会人になってからは、もっぱら公共交通機関での旅に。
学生時代から続けていた海外旅行でも、鉄道やバスを使って自由にまわっていました。
寺社仏閣、温泉、島旅、特徴あるハイキング…。
興味の幅がどんどん広がっていく中で、有名スポットよりもむしろ心に残ったのは、道すがら出会った小さな景色や、地元スーパーで見つけた名物、観光客のいない静かな路地裏でした。
そんな“ささやかな旅のかけらが、今も私の宝物です。
町おこしの原点は旅の途中にあった
あるとき長野の小さな町で、地元の方がスタンプラリーやくじ引きで観光客を迎えている光景に出会いました。
地域の人たちが楽しそうに協力し、町を動かしている姿に心を動かされ、私もいつかこんな仕事をしてみたい、と強く思いました。
その後、海外生活を経て帰国。偶然参加したイベントで出会った地域活性化団体にご縁があり、採用されることに。
旅行業界では叶わなかった、地域の魅力を掘り起こし、伝える仕事に出会えました。
あの長野で見た風景のように、ほんの少しでも町おこしに関われたことは、今でも私の誇りです。
家族ができて、旅の楽しさと苦労が変わった
子どもが生まれてから、しばらくは旅行も控えめに。
特にコロナ禍では遠出が難しい時期が続きました。
でも、旅への想いはずっと消えませんでした。
子どもが成長した今、また家族と旅を再開しています。
正直、子連れ旅は制約も多く、大変なことも多いです。
荷物は増えるし、歩く距離やスピードも違う。興味を持つ場所やタイミングも子ども次第。年齢によっては授乳やおむつ替えの場所も考慮が必要です。
我が家は車を持っていないので、移動はすべて電車やバス。それもまた一苦労。
それでも、計画通りに旅ができたときの達成感や子どもの笑顔、道中で見つける小さな発見が、旅をより豊かにしてくれます。
車がなくても、子どもがいても、地方をこんなに楽しめる!
そんな経験を、同じように旅を計画する人たちと共有したくて、このブログを始めました。
このブログに込めた想い
かつては一つの町のために働いていたけれど、今はブログという形で、出会ったすべての町や風景を伝えることができます。
もしこのブログをきっかけに、あなたがその町を訪れてくれたなら——
それは、きっと小さな町おこしの第一歩になると信じています。
だからこそ、実体験にもとづいたリアルな情報や、旅の計画を通して得た知見をもとに、誰かの旅の背中をそっと押せるようなブログを目指しています。